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M-1グランプリ2020の感想

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今年のM-1グランプリ2020は、まさか(自分の中では)のマヂカルラブリーの優勝!

 


M-1グランプリ2020~漫才は止まらない! [DVD]

 

ファーストラウンドでは、ピン芸人のユニットコンビがトップ得点を取得するなど、大混戦のM-1でした。

 

では、素人目線のM-1グランプリ2020の個人的な感想です。

 

M-1グランプリ2020の決勝戦進出者

M-1グランプリ2020の決勝戦進出者とネタ順は以下の通り。

  1. インディアンス(敗者復活)
  2. 東京ホテイソン
  3. ニューヨーク
  4. 見取り図
  5. おいでやすこが
  6. マヂカルラブリー
  7. オズワルド
  8. アキナ
  9. 錦鯉
  10. ウエストランド

 

インディアンス

敗者復活から勝ち上がってきたインディアンスがトップバッター。

賑やかな漫才というイメージ。個人的にはアンタッチャブルとイメージが被る。

漫才はヤンキーがテーマ。昔ワルだったいう古典的なネタではあるが、インディアンスがやると新鮮。

インディアンスの漫才は面白くて好きなのだが、上位に組み込むにはもうちょっと何かが足りない気がする。ツッコミがちと弱いかな。

何かを掴めば爆発する期待がもてるコンビ。インディアンスは625点で7位。

 

東京ホテイソン

2番バッターは東京ホテイソン。

東京ホテイソンはツッコミが独特で、歌舞伎のようなツッコミが特徴の漫才。漫才のテーマは「謎とき」。

巨人師匠が言っていたように、視て理解するのがちょっと難しい。なので面白さが伝わり難い。

ツッコミだけで笑いを取るのは厳しい気がする。

東京ホテイソンは617点で10位。

 

ニューヨーク

3番手はニューヨーク。

去年の漫才も面白かったのですが、意外と点が伸びなかったのが不思議だった。

今年のネタは、軽犯罪をテーマとした漫才。このご時世に軽犯罪の漫才をするとは、攻めの姿勢が気持ち良い。

個人的には好きな漫才でしたが笑いがそれほど爆発しなかったためか点数は思うように伸びずに、642点で5位。

 

見取り図

4番手は見取り図。

3年連続決勝進出。3年連続決勝進出は凄いけれども、そろそろ優勝してM-1を卒業したいところ。

ネタは、大御所芸人とマネージャーという設定。アタオカのマネージャーの行動に笑った。大御所なのに、「歩いて移動!?」というツッコミがめちゃくちゃツボにハマった。

さすがの漫才でした。点数は648点で3位となり、ファイナルラウンド進出決定!

 

おいでやすこが

5番手は、今回の異色のコンビ、おいでやすこが。

ネットニュースかなんかで準決勝に進んだメンバーの中に、”おいでやすこが”というコンビ名を見た時、ピン芸人の”おいでやす小田”と良く似ている名前やなぁと思っていたら、なんと、おいでやす小田さんとこがけんさんのユニットコンビだったと知って超びっくり!

丁度、そのころ、2021年のR-1グランプリの出場資格が芸歴10年以内となって、おいでやす小田さんとこがけんさんがR-1グランプリの出場資格を失ってしまったとのニュース。

そして挑んだ準決勝。なんと即席コンビの”おいでやすこが”が決勝進出が決定!

なんともドラマチックな演出。

しかもM-1準決勝に出場した芸人さんによると、準決勝では”おいでやすこが”は超ウケていたという話。ピン芸人のユニットコンビがM-1を優勝する可能性もプンプンと匂わせていました。

でも、2回戦の”おいでやすこが”のネタをGYAOで視たところ、3位内に残るのはちと難しいかなぁと思っていましたが、そんな心配はなく、ファーストラウンドのネタは超ウケていました!

ボケ担当のこがけんさんの歌も面白いのですが、やはり”おいでやすこが”の肝は小田さんのキレツッコミ。ツッこむ間もいいし、デカイ声も良い。

高得点の658点を叩き出し、ファーストラウンド第1位でファイナルラウンドへ。

 

マヂカルラブリー

6番手はマヂカルラブリー。

2年前のM-1では最下位で苦汁を飲まされましたが、2020年の今年、見事、ファイナリストに返り咲き。

まずは、土下座で出てきて、「笑わせたい人がいる」で掴みはOK。

漫才のネタは、「フレンチの作法」をテーマにしたもの。

ボケの発想が飛び過ぎていて、正直、自分には笑えませんでしたが、会場と審査員にはかなりウケていた感じ。

得点は649点で2位!

 

オズワルド

7番手はオズワルド。

漫才を静と動で分けるとすると、静の漫才。

ネタは「登山でクマに出会ったらどうする?」から展開する漫才。

個人的には好きな漫才なのですが、この手のスタイルでM-1優勝したコンビはいないような気がする。M-1では動の漫才の方が有利。

M-1は初っ端なから笑いを取って、ドンドンドンとリズムよく笑いを取らないと上位に食い込むのは難しい。

得点は642点で6位。

 

アキナ

8番手はアキナ。

4年ぶりのM-1決勝の舞台。なんと今回のM-1優勝候補筆頭らしい。

なのでかなり期待して見た漫才だが、そこまで笑えなかった。

漫才は、楽屋に来た好きな同級生の異性を良い恰好を見せようとするネタ。

ありがちなテーマなので、展開が読めるからなのか、そもそもネタ自体が面白くないのかわかりませんが、ウケもそこそこって感じでした。

確かに漫才は上手いと思うのですが、ネタですかね。

得点は622点で8位。

 

錦鯉

9番手は錦鯉。

年齢は49歳と42歳という若手というよりベテランのような異例のコンビで、結成は8年目。

個人的には優勝予想は錦鯉でした。

GYAOで視た2回戦の錦鯉の漫才が、バカバカしくて超ツボにハマったので、もしかして爆発するかもと。

ファーストラウンドで披露した漫才は2回戦の漫才とは違い、パチンコをテーマとした漫才でした。

パチンコを知らない人にはわかりづらく、活舌がイマイチだったので、観客には伝わらなかった感じがありました。

なぜパチンコ漫才を選んだんだろ?

勢いもあるし、哀愁もあるし、後はネタに深みがでたらもっとウケると思うのですが。

後、ツッコミも弱点のような気がする。

643点で4位。2回戦のネタだったらどうだったんでしょうね?

 

ウエストランド

ファーストラウンドのラストは、ウエストランド。

畳み掛けるような早口の毒舌が特徴の漫才。結構、好きな漫才師。

ネタはモテない男がテーマで、坦々と愚痴を早口で喋りまくるといった感じ。

個人的には面白かったのですが、得点は622点で9位。

思うほど点数伸びてないですね。このスタイルの漫才ではM-1は厳しいか。もっとコンスタントに笑いが取れると良いですが。もっと毒舌を極めたら面白いかも。

 

ファイナルラウンド

ということで、ファイナルラウンドに進んだのは、

  • おいでやすこが
  • マヂカルラブリー
  • 見取り図

 

ファイナルラウンドの見取り図

ファイナルラウンドの1番手は、見取り図。この3組の中では、最も正統派に近い漫才師。優勝に最も近いんじゃないかと期待大。

ネタは、二人の地元をテーマとした漫才。

コンスタントに笑いは取れて面白かったけど、ウケ具合が若干弱い感じは否めませんでした。ドカンという笑いが2,3つは欲しかった。

結果は残念ながら3位。

 

ファイナルラウンドのマヂカルラブリー

ファイナルラウンド2番手は、マヂカルラブリー。

漫才は「つり革を持たない」というネタ。しかも、ツッコミしかほぼ喋らないという異色漫才。

弾けましたね!めちゃくちゃウケてました。

このネタを最終ラウンドに持ってきたというのが大当たり!他の2組の2本目のウケ具合が、同等、もしくはやや下がりに対して、マヂカルラブリーの2本目は更にウケていた。

審査員もめちゃウケていて、見事優勝!

戦略勝ちですね。

 

ファイナルラウンドのおいでやすこが

ラストは、ダークホースのおいでやすこが。

歌に対して大声でツッこむという漫才スタイルの2本目って難しいやろうと少し心配していましたが、そんな心配はなく、ウケてました。

ただやっぱり、1本目がインパクト強すぎて2本目は若干弱かったですね。そこがマヂカルラブリーとの差だったかも。

でもピン芸人のユニットコンビとしては大健闘の2位でした!

 

まとめ

M-1グランプリ2020は、突き抜けたコンビがおらず、大混戦という感じでした。今年、和牛が出ていたら優勝していたんじゃなかろうか。

ただ全体的にはレベルが高いM-1と感じました。

マヂカルラブリーは更にブレークしそうな感じがしますね。野田クリスタルさんが器用だし。

さて来年2021年の優勝は2021年のファイナリストから出るんでしょうかね、それとも新星コンビが誕生するか?

今から楽しみです。

 

 

M-1グランプリ

 

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