キングオブコント2014、観ました。優勝者はシソンヌ。
個人的に面白かったのは、ラバーガール、犬の心、ラバーガール。
お笑いの好みは人それぞれだし、キングオブコントのルールもあるし、シソンヌのキングオブコントの修勝に対して異存はないですが、個人的な意見としてはラバーガールが優勝だと思った。
では個人的なキングオブコント2014の感想です。
まず、優勝のシソンヌ。
1stステージのネタは「パチンコ好きの客とラーメン店主のネタ」でファイナルステージは「タクシーの運転手と失恋した女性のネタ」でした。
面白いことは面白かったんですが、笑い声が出ませんでした。会場は爆笑していましたが・・・。演技が良すぎるのか、ネタが弱いのか。
チョコレートプラネットは、1stステージは「ポテチの袋を開ける専門業者のネタ」で、ファイナルは「カラオケのネタ」。
ポテチの袋のネタの発想は斬新だと思いましたが、ポテチの袋を開けるのに1万円以上も支払うというのが頭の中でずっと違和感が残りました。もうちょっとリアリティがあったらもっと面白かったかも。
カラオケのネタも斬新。ただ、笑いどころが全て同じだったので、捻りがあったらもっと爆笑できたかも。
それにしても歌詞と曲が凄く良く出来ていて驚き!普通に売れそうな曲。誰が作曲したんだろう。
ラバーガールは安定してますね。ネタも良く考えられていて面白い。ラバーガールのネタの特徴として淡々とネタが進むので、爆発力がない分、こういった賞レースでは不利なのかな。
犬の心も面白かった。初めて犬の心のコントを観ましたが、身近なところに目をつけ広げているところが好みです。さすがキャリアが長いですね。上手いし、迫力もある。
リンゴスターは、目の付け所が秀逸。ライバル会社にスパイとして送り込んだ社員が、ライバル会社で出世して社長になるって設定が素晴らしい。どんな展開になるかワクワクしながら観ました。広げ方次第では更に面白くできたと思います。
まだ4年目(でしたっけ?)ということで、爆笑できるところで爆笑を誘えなかったところが残念。経験を積めばかなり面白くなりそうなトリオ。今後の活躍に期待。
さらば青春の光は、下ネタをやったのが失敗ですね。下ネタでは笑いは誘えても賞レースには不利です。
最期に、今回のキングオブコントのルールですが、一騎打ち勝負というのはどっちが好きかという判定なので、意外と公平なジャッジでこの方式もありかなと思いました。
【追記】
コメントもいただきましたが、キングオブコント2014のリンゴスターのコントネタが星新一のショートショートのとある作品の設定に似ているらしい。
調べてみると星新一の「雄大な計画」(ボッコちゃん 新潮文庫 収録)という作品のようです。そういえば、そんな作品があったような・・・
星新一のショートショートを読んでいたのは遥か昔なので、細かいところは覚えてませんが、リンゴスターの今回のネタが気に入ったのは、星新一の作品の設定に似ていたからかも・・・。
コメント
リンゴスターの設定は星新一の有名な作品と同じでした