酢豚にはパイナップルを入れますが、今までパイナップルは肉を柔らかくするためのものと思っている人は多いと思います。
が、なんと!パイナップルが肉を柔らかくするというのはデマだそうな・・・
有吉弘行のダレトクでパイナップルありなしで肉の柔らかさの検証実験をしたところ、肉の柔らかさに違いが出ませんでした。
パイナップルで肉を柔らかくする仕組みは、パイナップルの中に含まれるプロメラインと言う酵素の働きによるもの。
プロメラインがタンパク質を柔らかくする働きがあるため、肉が柔らかくなります。
ただし、プロメラインは熱に弱く、60度以上の熱をかけるとタンパク柔らかくする働きを失ってしまいます。
酢豚を作るときは高温で炒めるために、プロメラインは弱ってしまい、肉を柔らかくすることができなくなります。なので、酢豚にパイナップルを入れても肉を柔らかくすることはできないのだそうです。
そもそも酢豚にパイナップルを入れるようになったのは、西洋の味に合うように入れるようになったのだとか。
ちなみに、ミキサーにかけた液状のパイナップルに肉を1時間ほど浸けて置くと、肉は柔らかくなります。
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