まだミラーレスカメラを購入してないうちから、写真の勉強を始めています。
ミラーレスカメラで撮りたいものの一つに、ボケた写真を撮るというものがあります。ボケた写真ってピンボケ写真じゃないですよ。
被写体の周りをぼかすという写真撮影のテクニックです。
コンデジ(コンパクトデジカメ)でも撮れないことはないですが、ほとんどイメージ通りには撮れません。
調べた結果、イメージセンサーが大きい、ミラーレスカメラや一眼レフカメラであれば撮れるとのこと。
ボケ味の効いた写真とはこんな感じ。
もちろん、上の写真は自分が撮った写真ではなくフリー素材の写真です。
ただし、ミラーレスカメラや一眼レフカメラであっても、オートで簡単にボケ写真が撮れるもんでもなさそうで、ちょっとしたテクニックが必要でした。
カメラ素人なりにまとめてみました。
デジカメで写真をぼかす3つのポイント
デジカメで被写体の周りをぼかす方法として3つのポイントがあります。
- 被写体の背景を遠ざける
- カメラの望遠を使って撮影する
- F値をできるだけ小さくして撮影する
被写体をカメラに近づけ、背景を遠ざけると、被写体にピントが合うので背景がぼけます。この時、望遠レンズの望遠側で撮影すると背景がよりぼけやすくなります。
この2つはなんとなくイメージできますが、F値っていうのがカメラど素人にはよくわからん。
調べてみると、F値っていうのは、カメラの絞り値のこと。カメラには光量を調節する機能があり、絞るとイメージセンサーに入ってくる光量が少なくなり、開放すると光量が増加します。
F値を小さくするというのは絞りを開放すること。F値の値が小さいほど光量が多く、F値の値が大きいほど光量が減ります。
光量が多いほど、背景がぼけやすくなります。
詳細は以下のサイトが参考になります。
背景をぼかした写真は一眼じゃなきゃ撮れない?その理由と3つの撮影ポイント
ボケを効かせた写真撮影はイメージセンサーが大きい方が有利
F値の説明のところで光量が多いほどボケやすいと説明しました。この光量と同じで、ボケ具合はイメージセンサーの大きさにも関係します。
イメージセンサーが広い方が光量を多く捉えられるのでボケやすくなり、狭いとボケにくくなります。
ということで、イメージセンサーの狭いスマホやコンデジはボケた写真を撮るのが難しいということです。
また、ミラーレスカメラのイメージセンサーの大きさには3種類あり、広い方から
フルサイズ > APS-C > マイクロフォーサーズ
の順となり、よってフルサイズのミラーレスの方がボケやすくなるということです。
ただし、フルサイズのミラーレスは大きくて値段が高くなります。
スマホやコンデジでも背景をぼかすことができるものもありますが、これはアプリで加工していることが多く、自然な感じにはなりにくいそうです。
レンズの性能もボケ具合に影響を与える
ボケ具合は、実はカメラ側だけでなく、レンズの性能にも影響を受けます。
レンズにはF3.5-5.6とかF2.8-4.0などの性能の違いがあります。FというのはF値のことで、値が小さいほど明るいレンズで、光量を多く取り入れることができます。
よってボケ具合をより出したいのであればF値が小さいレンズを使うのが有利。ただし、高価になります。
まとめ
ボケ写真を撮るポイントを調べて、まとめてみました。以下を頭に入れておくと、ミラーレスカメラを購入する際の参考にもなると思います。
- 被写体の背景を遠ざけるボケやすい
- カメラの望遠を使って撮影するボケやすい
- F値をできるだけ小さくして撮影するとボケやすい
- なるべく明るいレンズを使うとボケやすい
- イメージセンサーが広い方がボケやすい
う~ん、カメラって奥が深いですね。いままでコンデジでほとんどオートモードでしか撮ってないので、より細かい条件で撮影できるミラーレスカメラって楽しそうです。
こちらの記事では購入を検討しているミラーレスを載せてます。ご参考に。
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