WOWOWでマイケル・チャン ~歴史を変えた日~ 全仏1989 男子4回戦、マイケル・チャン vs イワン・レンドル戦を放送してました。
途中からでしたが、さすが全仏(フレンチオープン)伝説の試合。面白い試合でした。
マイケル・チャンの若いこと。17歳ですからね。高校生。そりゃ若い。
相手のイワン・レンドルは当時世界ランキング1位。そのレンドルに対して、高校生のチャンがあの戦いで勝つのですから、凄いのなんの。
ムーンボールを使うしこりテニスの真骨頂の試合ということでしょうか。草トーの試合を観ているようでした。
ホントにムーンボールを有効に使う戦術が印象的。草トーの試合で大いに参考になります。チャン本人は足が痙攣していたので時間稼ぎということらしいですが。
ムーンボールで勝てるかと言うとそういうわけではなく、繋ぎの遅いボールの中に速いボールを混ぜてペースを変えたり、勝負どころではアプローチを打ってボレーに出るというのが戦術でした。
マイケル・チャンは足が痙攣してから、サーブ力が素人かと思えるくらいの遅いサーブとなったのですが、なぜかレンドルはそのサーブをハードヒットできていませんでした。世界1位のプレーヤーでも遅いサーブをハードヒットするのは難しいんでしょうか?
サーブ力がなくてもなんとかなりそうな感じがして、少し自信になりました。
最終セットでは、あの伝説のチャンのアンダーサーブとサービスラインまで前に出たリターンが見られました。
イワンレンドル、チャンのアンダーサービスでポイントを落とし、さらにレンドルのサービスに対してサービスライン間際まで出てきたチャンにプレッシャーをかけられダブルフォルトしてジ・エンド。
まさに、テニスはメンタルが重要と思わせる1戦です。
草トーでも、たまに奇襲のアンダーサーブやサービスライン間際のリターンが見られます。
この試合を観た多くのテニスファンが真似して試合で使うシーンがたくさんあるかも。気をつけよう。
そういえば2015年のUSオープンがそろそろ始まりますね。去年は錦織圭の快進撃で、とうとうWOWOWに入会してしまいました。
USオープン後、すぐに退会するはずが、結局1年経ってしまいました・・・。
いろんな昔の貴重なテニスの試合が観れるので、今はWOWOWに入って満足してます。
ちなみに、今、WOWOWでは全英1995年、松岡修造がベスト8へ進むこととなった4回戦をやっているとこです。懐かしい!!
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