梶原一騎の『悪役ブルース』と言えば、今度は同時期に週刊少年サンデーで連載していた『プロレス スーパースター列伝』を思い出します。
原作は梶原一騎で作画は原田久仁信。
プロレス スーパースター列伝は、昭和の超有名プロレスラーの人生を描いた伝記漫画。
アブドラー・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェットシン、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、ブルーザ・ブロディ、タイガーマスク、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、ハルク・ホーガンなど、昭和に活躍したそうそうたるプロレスラーが登場。
当時はプロレスが人気絶頂の時期。もちろん、私のプロレスファンで、タイガーマスクのローリングソバット、スタン・ハンセンのウエスタン・ラリアットなどに魅了されていた一人です。
今でもそうだと思いますが、昔のプロレスラーは代表する必殺技の一つを持ってました。そんな必殺技ができた由縁なども描かれていて興味深く読んでました。
昔は、地獄突きやラリアット、4の字固め、コブラツイストなどプロレス技を習得?している子供達が大勢いましたが、今はプロレスの技を知っている子供達は少ないんでしょうね。ある意味、平和な時代なのかな。
このプロレススーパースター列伝も梶原一騎氏が逮捕され、連載途中で中断した記憶があります。
プロレス スーパースター列伝は、Amazon、楽天市場、ブックオフオンラインでも取り扱っていました。Kindle版もあります。
ちなみに、昔のプロレスラーは個性的な選手が多く、また試合はショー的な要素が強かったです。何気なしに観てましたが、そこにワクワクしていたような気もします。
当時、日本には大きく全日本プロレスと新日本プロレスの2つの団体があり、この2団体の所属のプロレスラー達がリングで交流することはありませんでした。
なので、全日本プロレス所属のブルーザ・ブロディが新日に移籍し、新日のエースだった猪木と勝負することが決まったときは、どっちが強いのかかなり興奮した記憶があります。
その後、新日は日本人レスラーの内部抗争が盛り上がり、タイガーマスクは脱退、全日本は魅力的な外人レスラーが少なくなり、個人的にはプロレスに魅力を感じなくなってしまいました。
前田明や高田信彦などがショーの要素が低い真剣勝負の要素が強いUWFを立ち上げ、その後、総合格闘技ブームが起こり、従来のプロレスは下火になったような気がします。
今でもプロレスは根強い人気はあるようですが。
昔はゴールデンでプロレスの中継をやっていたんですけどね。昔のプロレスが懐かしい。
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