「銀牙 -流れ星 銀」の流れを組む「銀牙〜THE LAST WARS〜」。奥羽軍と最強の怪物、モンスーン(熊)との戦いがこれから盛り上がるのかなと思っていたら、あっけなく連載終了。
なんともあっさりした終わり方。
「銀牙〜THE LAST WARS〜」は、銀の孫、ウィードの息子であるオリオンが活躍する漫画。
赤カブトの血を受け継いだモンスーンとオリオンの戦いも見どころですが、血気盛んなで好戦的なオリオンと、オリオンの兄で平和主義者のシリウスとの対立も、もう一つの見どころになっています。
敵であるモンスーンとの共生を考える犬がいるという発想は斬新ですね。結局のところ、シリウスの熊との共生の考え方は、仲間に受け入れられることは難しいようでしたけど。
そりゃ動物の種が違うしね。敵と仲良くなったら、なんかおかしい。
シリウスの考えはオリオンには届かず、モンスーンとオリオンの戦いへ。
さて、無敵のモンスーンとオリオンの戦いがこれから盛り上がるのかなと思いきや、戦いはあっけなく終了し、連載も終了。
「銀牙 -流れ星 銀」の赤カブトとの戦い、ウィードの法玄との戦いと比べると盛り上がりに欠けたような。
オリオンやシリウスの個性的なキャラ設定を考えると、ちょっと残念な終わり方でした。
高橋よしひろ先生の次回作がまた連載されるようなので、次回作に期待しよう。
ちなみに、オリオンやシリウスは秋田犬と紀州犬との雑種だったんですね。
ウィードのお嫁さんは紀州犬だったのか。
高橋よしひろ先生の次回作は、また「銀牙シリーズ」なのかな?個人的には「白い戦士ヤマト」の続編が読みたいところ。
「白い戦士ヤマト」は闘犬の漫画なので、動物保護の観点から、このご時勢、連載は難しいかもしれませんけどね。
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