レスリング漫画と言えば、アニマル1というレスリング漫画を思い出します!
レスリングといっても、プロレスじゃないですよ。アマレスです。
アニマル1は、原作が梶原一騎、画が川崎のぼるという黄金コンビの漫画。
梶原一騎&川崎のぼるというと、巨人の星が有名ですが、巨人の星よりアニマル1の方が好きだった。
1967年に週刊少年サンデーに連載開始されたそうなので、まだ生まれてません。
この漫画も近所の人から譲ってもらって読んだのでした・・・
アニマル1の内容はというと、主人公の東一郎がアマチュアレスリングでメキシコオリンピックを目指すっていった感じの漫画でした。
とある中学校に転校してきた転校生の東一郎は、転校初日に校内に入ってきた暴れ牛を倒すいう、常任離れした運動神経を見せます。
もちろん、いろんな部活から声をかけられたのですが、ひょんなことからレスリング部の部長とレスリング勝負をし、こてんぱんにやられてしまい、レスリング部に入部。そこから、東一郎はレスリングで大活躍といったストーリー。
原作が梶原一騎先生らしく、必殺技が登場。アニマルドロップやローリングストーンなど、人知を超えた必殺技。
読んでいた当時、アマチュアレスリングのルール自体はよくわからなず、プロレスのルールで読んでいたので、この大げさな必殺技も気にしなかったのですが、今思えば、こんな必殺技使わずに普通に戦った方が楽に戦えたのではと思いました。
アマレス自体、見た目が地味な格闘技なので、華やかな必殺技がないと盛り上がりに欠けるんでしょうね。
東一郎の家庭が、また斬新でした。
母なし、父一人で、兄弟がなんと7人。末っ子の小学1年生のナナ子が母親がわり。
この7兄弟というのは、川崎のぼる先生の名作、てんとう虫の歌の設定に似てます。
東家には家がなく、父親が漁師(だったかな?荷物運ぶ仕事だったかも)で、家族全員、船に住むという設定でした。
子供心に、なぜか船に住むというのが羨ましかったのを覚えてます。
この漫画も再び読みたいですねぇ。
この漫画も実家にはもうないです。残念ながら・・・
近所のブックオフでも見かけたことないです。かなり昔の漫画ですからね。
名作なんですけどね。
アニメ化もされたようですし、第14回(昭和43年度)小学館漫画賞受賞作品でもあります。
同時期に連載されていた巨人の星と比べると、知名度が雲泥の差です。
調べてみると、楽天やアマゾンでは一部取り扱っているようです。
今のところ、ブックオフオンラインや全巻漫画ドットコムでは取り扱ってませんでした。
実はアニマル1のアニメはDVD化されていたんですね。残念ながらDVDも今は取り扱っているところは皆無のようですが。
プレミア付きそうです。
ちなみに、アニマル1のアニマルは、公式戦で186連勝を記録し、ギネスブックにも載った、東京オリンピックの金メダリスト渡辺長武さんが呼ばれていた通称のアニマルに由来しているそうです。
電子書籍で復活しないかなぁ。
くどいですが、ホントに面白いんだけどなぁ。
コメント